人生のおやつ
はじめまして。
読書のアウトプットとしてブログを始めます。
文章を読むのは好きですが、『書く』ってあまりしてきませんでした。。
ブログを更新しながら練習していこうと思います。
今日読んだ本
『ライオンのおやつ』
三十代前半の女性「雫」が、抗癌剤治療をしていたが余命を告げられ「ライオンの家」という離れ小島にあるホスピスに入居することになる。雫はライオンの家で他の入居者や島の人々と共に死と向き合っていく。
死をテーマにする本を読んだとき毎回、『今』をどれだけ大切に生きているのだろうかと考えさせられる。
ライオンの家では毎週日曜日に入居者一人のリクエストのおやつが提供される。
いつ、どこで、だれと、どのような思い入れがある、どのようなおやつなのかまで紙に書きリクエストし、再現してもらう。
おやつは体にとって必要な栄養分ではないのかもしれない、しかし、心の栄養となってくれるのではないか?というライオンの家代表の考え。
本に出てくる好きな言葉
人生は一本のろうそくに似ている。
ろうそくは自分で火をつけられないし、自ら火を消すこともできません。一度火が灯ったら、自然の流れに逆らわず、燃え尽きて消えるのを待つしかないんです。
小川 糸さんの他の小説も読んでみようと思います。